小松産トマト 世界で勝負 加工品、ロンドンで販売へ

 北陸最大のトマト産地である小松市のJA小松市は二月中旬にも、ロンドンで地元産のトマトを使ったレトルトカレーなどを販売する。海外での市場調査や販路拡大には、県産業創出支援機構(ISICO)の補助金を活用。県内のJAがISICOの補助金を受け、加工品を海外で販売するのは初めて。

 販売するのは、小松市の特産品であるトマトや大麦を使った「ヘルシーカレーご飯セット」と「無添加大麦茶パック」の二種類。ベンチャーの貿易会社「Wow-Food(ワオ・フード)」(東京)と契約し、英語表記のパッケージでロンドンの自然食品を取り扱う小売店で販売する。

 昨年五~六月にISICOから百五十万円の補助金を受け、ロンドンを含む欧州の四都市でトマトカレーや大麦茶の需要を調査。ロンドンで調査対象者の八割以上がトマトカレーの味や香りを「良い・好き」と回答したのを受け、現地のビジネスパーソン向けに販売を決めた。

 ISICOから「いしかわ産業化資源活用推進ファンド」に選ばれ、昨年九月から三年間で最大五百万円の補助を受ける。それぞれ四百食を試験販売し、在庫がなくなり次第、順次輸出する予定。

 JA小松市の北川政洋常務理事は「まずは海外で商品を知ってもらうことから始めたい。生産者のモチベーションを高めるためにも攻めの農業の姿勢を示す」と意気込んでいる。(谷大平)


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